私が一番好きな曲は2001年8月22日発売のアルバム『SAVE OUR SHIP』
価格:698円 |
このアルバムのラストに収録されている『日はまた昇る』です
この曲は1998年12月2日発売のシングル『詩人の鐘/日はまた昇る』が最初の収録となっているようですが、私はこのシングルを持っていないので『SAVE OUR SHIP』で初めて聴きました
曲のタイトルはヘミングウェイの小説『The Sun Also Rises』
【中古】日はまた昇る (新潮文庫) ヘミングウェイ; 康雄, 大久保 価格:108円 |
これと同じであることは、ファンの方なら多くの方が知っていることでもあります。
また、テレビ出演がほぼ無い浜田省吾さんですが、この頃はNHK-BS2『浜田省吾THE SUN ALSO RISES~日はまた昇る~』という番組で2001年12月17日に放送され、この放送の最後にも『日はまた昇る』が演奏されていました。
この曲は7分20秒という結構長い曲です。
詩はこんな始まりです。
海鳴りの聞こえる丘で 青空を見上げて想う
この旅の途上で 愛した人の懐かしい面影を
「浜田省吾さんの詩は暗い」とよく言われており、そんな暗さもちょっと見えてくる字面ですが、そうではなく、とても前向きな詩であることはメロディーが教えてくれています。
詩はこう続きます。
今日まで何度も厄介なことに見舞われて来たけれど
今も こうして暮らしてる これからも生きてゆけるさ
ここまでの詩を読めばわかる通り、この曲のテーマは『人生』というイメージで間違いはないのではないかと思います。
生まれて大人になっていく過程で、或いは大人になってからもずっと、「何度も厄介なことに見舞われ」るのが人生というものですよね。
夕日が空を染めてゆく 明日の朝も 日はまた昇る
おれがここにいるかぎり おれがそこにいようといまいと
この詩が入っているのでアイキャッチ画像はこれに決めました(笑)
私が好きな部分は後半の詩です。
長い旅路の色んな場所で 数え切れぬ人に出会う
誰もが 皆 自分の人生と闘っている
荒野にひとり君は立ってる
行く道は幾つもある
だけど たどりつくべき場所は きっとただ ひとつだけ
どの道を歩いて行こうと
君は君のその人生を受け入れて楽しむ他ない
最後には 笑えるように
この部分が大好きで、大学を卒業してすぐに中学校で働いた時に最後の学年通信でも卒業していく子供達に向けて紹介したこともありました。
そして、この詩が私のブログタイトル『最後には笑える人生を~appreciate every moment~』に行き着かせたことは、この記事を最後まで読んで下さった方なら、お分かりになったことかと思います(*’▽’)