新築祝い
実家に帰っている間に1年以上ぶりに母も私もお会いすることができたMさん。
彼女は母と同い年で、私も一緒に仕事をしたことがある方。
彼女の娘さんが中学3年生の時、家庭教師をしにMさん宅へお邪魔するようになり、その頃から親しくお付き合いをさせて頂いています。
Mさんは病気で今は外になかなか出られず、普段は家の中で過ごし、病院へ行くときのみは出掛けるという生活をもう何年も送っています。
私が夫と再婚をした時もお祝いを下さり、子供が生まれた時もお祝いの品物を選んで渡してくれていました。
彼女の心の中にずっと「新築祝いをあげていない」ということが引っかかっていたようで「遅くなっちゃったんだけど・・・」と言いながら私に新築祝いを渡して下さいました。
親戚でもないのに、そこまで気を遣ってくれるMさん。
本当に有難いことだなぁ~、と思います。
千葉に戻り、夫に「これ、頂いちゃったんだよね」と言って包装紙を空けました。
身体が悪いのに、私のためにわざわざ選んでいる姿を想像するだけで、申し訳なくて、でも有難くて、涙が出そうになります。
「造花の花も良いかな?と思ったけれど、造花は埃がかぶるから掃除が大変でしょ。だから絵にしたの。絵柄が気に入らなかったらお母さんの家にでも飾っておいて😊」
そうMさんは言っていましたが、とってもステキな絵で我が家には勿体無いくらい。
でも、せっかく頂いたんだからと、壁に掛けられるように部品を購入して夫に壁に飾って貰いました。
殺風景な我が家の壁がとても華やかになりました。
飾った所の写真でもMさんに見せてあげたいなぁ~・・・