人工授精とは言っても、精子を元気な子だけにする以外は受精、着床、妊娠は自然の力に任されています。
何度か人工授精を行っても妊娠に至らなかった私は、卵が排卵後に通ってくる卵管が詰まっている可能性もあるということで卵管造影検査を行うことになりました。
卵管が詰まっていると造影剤が通る時に痛みがあるそうです。が、私は多少詰まっていたという程度でネットで見るような激痛などはありませんでした。
医師からの説明によると造影剤を通すことで卵管に詰まりがあったとしても通るようになるということでした。
このことがよくネットで書かれているゴールデン期ということなのでしょう。
この検査を行い、その後も何度か人工授精を試みましたが妊娠に至らず…。
「統計学的にこのまま人工授精を行っても妊娠にいたる確率は限りなくゼロに近い」と言われる日がとうとう訪れました。
次のステップはいよいよ体外受精。
人工授精にかかる費用は15,000円~20,000円だったと思いますが体外受精は30万くらいと説明を受けた記憶があります。
費用面でもかなりかかるのでもう一回だけ最後に人工授精をダメ元でしてから、体外受精に踏み切ろうという決断をしました。