採卵された卵に直接精子をふりかけて、受精卵を作ります。
受精卵が分割していき、桑実胚だったか、胚盤胞だったか忘れてしまいましたが、そのどちらかの時期まで育ってくれた所で凍結させ、それを解凍しお腹の中に戻します。
そう説明を受けていた私は体外受精をすれば子供ができる!と妙な自信がありました。
ところが、一回目の採卵の結果は育っていた卵胞が3個、内1個は空胞、1個は受精はしたが分割が進まず廃棄、1個は受精すらしなかったとのこと。
この結果を聞いたとき私の頭の中は真っ暗になったことを今でも記憶しています。
何度か採卵もチャレンジしたけれど、なかなかお腹に戻す卵が出来ませんでした。
でも、その中で一回はお腹に戻すことが出来たんです。
戻した後はなるべく動かないように、静かにしていました。
けれど、その卵もお腹に居続けてくれることはありませんでした。