私が選ぶ浜田省吾さんの楽曲Best11♪―3位
26枚目のシングル『I am a father.』のカップリング曲である『君と歩いた道』です。
2005年7月16日発売のアルバム『MY FIRST LOVE』にも収録されています。
曲の始まりはこんな詩です。
もし15才のあの夏に戻って そこからもう一度やり直せたら
どんな人生送るだろう?
15才の夏と言えば、中学3年生か高校1年生。
その時に戻ることが出来たらどんな人生を皆さんは送るでしょうか?
詩はこのように続きます。
今よりも若く強い体 学んだ知恵 活かして
曲がりくねった道を行こうと 迷わない
過ちや躓きを繰り返すことなく
夢の階段 真っ直ぐに駆け上がってゆく
若過ぎて思いやりもなく傷つけ 別れた人達
また出逢えたら 心の絆 失わない
私は、こう考えられる人は精神的にすごく大人だなぁ~、と思います。
人間、楽な方を選びたくなるけれど、敢えて“曲がりくねった道”を選び、その“曲がりくねった道”での経験も人生においては必要であるということなのでしょう。
そして自分の夢に向かって突き進む。
これまでの人生の中で別れた人達にも想いを馳せ、再び出逢えたら“心の絆”を失わない。
今の私はまだまだ子供なんだろうなぁ~。と思います。
曲がりくねった道は選ぶかもわからないけれど、過去に別れた人達と私は“また出逢えたら”なんて思えない。
もう出逢いたくない!と思ってしまいます(-_-;)
この後も詩は続きます。
だけど もしも君とどこかですれ違って
出逢うこともなくて 愛されないのなら悲劇さ
この詩に描かれている“君”とはどんな人なんだろう?
単純に男と女を描いていると仮定すれば、この詩の主人公は今の人生で出逢ったパートナーがとても愛おしい存在なのでしょう。
“君”という表現が擬人化されたものだとすると、かけがえのない何かなんだと思います。
省吾さんの場合だとソングライターということになるのでしょうか?
最後に詩はこう締めくくられます。
もし15才のあの夏に戻って そこからもう一度やり直せても
この人生を選ぶだろう
君と歩いた道をもう一度 歩くだろう
この曲がコンサートで歌われる時に流れる映像が、また良いんです。
動画を探したのですが見つけることができませんでした🙇
この詩の世界に戻ります。
どうでしょうか。
皆さんは“15才のあの夏に戻ってそこからもう一度やり直せてもこの人生を選ぶ”と言えるでしょうか???
言えるような人生を歩みたいし、歩まなければいけないんだと、この曲を聴くと強く思います。
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