二人目も予定通り帝王切開。
二人目の時ってお腹のどこにメスが入るんだろう?と思って先生に尋ねると前回と同じところだそうです。
また傷が増えるのか?と思ったりしていたのでちょっと安心しました。
この時も一人目の時と同様に死ぬ覚悟
長女に向けて家にいる間に夜な夜な手紙を書いたりしていました。
帝王切開前日に入院する形だったので、上の子を産んだ時より入院日数が短くなり全部で9日で済みました。
下の子は予め男の子だと教えて貰っていたのでガッカリしていたんですけれど、産んでみると男の子も可愛いもんです(笑)
けれど、この子はお腹から出てくるときに羊水を飲んだのか新生児仮死蘇生術(仮死第1度)をしていただいています。母子手帳には“Ap3点→15分後9点”と記載されています。
アプガー指数というものらしいです。産まれた赤ちゃんの状態を皮膚の色、心拍数、刺激による反射、筋緊張、呼吸数の5つの観点で0点、1点、2点で評価し、その合計の点数がこの点数だということです。ちなみに7点以上で正常なんだそうです。
この時、手術台にいる私は全身麻酔ではないので、「急いで小児科の先生呼んで」とか、小児科の先生がいらして何かやっているという状況を感じながら不安で不安で。このまま死んじゃったらどうしようとかそんなこと考えていました。だって、お腹から出てるのに産声をなかなか聞かないんですもの。
何分か経ってやっと産声出した時には先生たちも喜んでいらっしゃいました。もちろん、私もよかった。と安心できましたが、その後助産師さんに赤ちゃんを触らせて貰ったんですけれど、青紫色してて、長女の時と全然色が違うからまた少し心配になりました。
心配していられるのも束の間。
ここからは痛みとの戦いです。
長女を出産した時はロキソニンが効いてくれてそんなに痛くなかったと思っていたので、ロキソニン飲めば大丈夫だと思っていたのが大きな間違い。
痛み止めの座薬も、点滴も、もちろんロキソニンも効きやしない。
後陣痛(子宮が元に戻ろうとするときに起きる陣痛に似た痛みのこと)が痛い痛い。しかも一人目より二人目は子宮が大きくなりやすくなってる状態での妊娠なので更に痛い人が多いんだとか。
手術後、部屋で寝ていても痛みですぐに目が覚めてしまうし、痛すぎて冷や汗かいたり唸ったりしていました。次に看護師さんが巡回に来たら注射頼もうかな・・・と思うほど。
でも、注射が大っ嫌いだから結局痛み止めの注射は頼まなかったんですけれどね。血栓予防の注射はすることはわかっていたので、それ以上注射を打ちたくないというそれだけの理由で
初日の痛みが最もピークでそのあとは段々とその痛みからは解放されますが、次はトイレや授乳室へ行くために歩かなければいけないので、お腹の傷口の痛みとの戦いです。
上の子はおっぱいが嫌いでなかなか吸ってくれなかったけれど、下の子はおっぱい探してすぐに口に含んで上手に吸ってくれました。
お陰で病院にいる間、一度も粉ミルクを与えることなく過ごしました。
そして、笑っちゃうのが長女なんです。
大嫌いだったおっぱいを出てきた赤ちゃんが吸ってるもんだから、「あたしもパイパイのみたーい
だけど、まだお腹が痛いのに二人抱え込むのも大変なので、上の子にあげる分は家から持ってきている哺乳瓶に搾乳してあげました。搾乳のポイントは乳輪ではなく、乳房を親指でギューッと押すことです。おっぱいがカッチカチになっていたら、その固い部分を親指で押し、残りの4本の指は下側で支えるとピューッと勢いよく出てきます。
ところが、リウマチ持ちの私はこの搾乳も抱っこしての授乳も痛み出してしまって、助産師さんに手首が痛いことを話したら搾乳器を貸してくださいました。これは助かった。退院するときに家でも使いたいなと思って助産師さんにもう一度よく見せて貰ったりもしました。霧吹きみたいに動かすことで搾乳できるので痛みを感じなくてもあっと言う間に搾乳完了して楽でした。ピジョンの「母乳アシスト手動」私のお勧めです。その理由はまた次の記事で書きますが、これにはプラスチック製の哺乳瓶も付いてきているのでそれも良かったですよ。
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個室にすると費用はどうなる?と思っていらっしゃる方、参考までに。