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新興宗教に手を出した旦那

実は私の旦那は一人でいる間に新興宗教にも手を出していました。

それを知ったのは知り合ってすぐ。

でも、そんな時に私はただ知り合っただけだし、何も言う権利はないので「良いんでない?」と言っていましたが、付き合うことになり、私が辞めさせました。

なぜ、旦那は新興宗教にまで手を出したのか?

そのことについて書かせたのが以下の文です。

 

うつ病で3度休職したのですが、その間自分はうつ病が治らないかと沢山試しました。

ネットでうつ病のことを検索しまくり、前記事で書いた整体やアロマ、テレビは見ない方が良いとかなんでも試してみては何も改善されずに苦悩の日々を過ごしていました。

自分は離婚後1Kのアパートで暮らしていました。

2回目の休職をしていたとき、おばさん2人がアパートに来ました。ある宗教の勧誘でした。最初はすぐに断り帰ってもらっていたのですが、そのおばさん2人は何度も訪れては手かざしをさせてくれというのです。実は自分も子供のころ自分の親が手かざしをする宗教をやっていた時期があり手かざしに対する抵抗はあまりなくなつかしさがあるなあとは思っていました。

そして何度目かの訪問で手かざしをしてもらう事になりました。その中での話では道場がそばにあり是非1度道場に来てくれとの事でした。さすがにそれだけは嫌だったので断っていました。ちなみに手かざしをしてもらって何か感じたかというと特に何も感じていませんでした。

でもなんでも試してみるという気持ちは変わらず手かざしも何回か試してみようと思った自分は何度か手かざしをしてもらっていました。その度に道場への誘いはされていました。が断っていました。

そしてある日とても体調が悪く起きているのもやっとな位の日がありベットで横になっていました。

そんな時なぜか頭の中で道場のことが頭に浮かび、藁をも掴むおもいで道場へ行くことにしました。

そこはビルの2階にあり、扉を開けると数人のお爺ちゃんとお婆ちゃんが集まって、手かざしをしていたりお祈りをしていたりしていました。

その中でも「道場長さん」という人がいてその人が対応してくれました。

そこで自分の病状などを説明すると道場長さんは「この道場を3年かよえば必ず治ります。」と言われました。自分も色々試したけどもうやることも無くなっていたのでやってみようと思い入信することにしました。

信者の方たちはとてもいい人ばかりで、見ず知らずの自分にとても親切にしてくれました。ただやはりお金はかかります。お布施だのなんだので一回行く毎に数百円ではありましたがお布施をしなければいけませんでした。そして道場に通う日々が始まりました。

そこで行われる手かざしで不思議な体験も何度かあり、だんだん信じるようになったというか続けてみようかという気持ちになっていきました。道場に行くと体調も良くなる気がしていました。

しかし体調は時には悪いこともあり電話で「仕事帰りなんですけど体調が悪いので道場にいっても良いでしょうか?」と連絡したところ「今日は道場はお休みなので明日来てください。」と言われたこともあり「神様に休みがあるのか?」という不信感も心の片隅にあったのを覚えています。

私と旦那と知り合ってから、毎日のように仕事が終わると電話がかかってきて話していました。

そんな時に本人も書いていますが「調子が悪いから道場に行こうと思ったら、神様休みだっていうんだよ」と話していたことがあります。でも、その時は“まだ彼氏でもないし、まぁ好きにすればいいわ”と思っていましたがその後暫くして付き合うことになったので、私にも宗教を少しは反対する権利があるかな?と思い始めました。

道場へ行きたいと言われれば反対はしませんでしたが、その宗教の教本?を見せて貰った時に「流産をすると地獄におちる」と、おかしなことが書いてあるのを見て腹立たしく思いました。

流産するとって女だけが地獄に落ちる確率を最初から持っているなんてありえない!

男尊女卑の思想も入ってる!

 

こんな宗教やめちまえ~!と思っていた時、アパートのドアを叩くおばさんが居ました。

その人はやはり、その宗教のおばさん。

 

なんだかお弁当を差し入れに来た様子。

 

私は意味わからんと思っていましたが、そこは黙っていましたが、旦那は旦那で当時、彼女である私が宗教のことをよく言わないことを気にしていたのでしょう。

旦那の調子があんまり良くないとき、携帯が鳴り、例のおばさんからの電話でした。

その電話に出ても良いかと尋ねたら良いと言ったので

「はい。〇〇の携帯ですけれどどなたですか?」と聞くと「〇〇さん、お元気になさっていますか?」というような当たり障りのない返事。

「何か要件があれば伝えておきますけれど、本人は今電話に出られませんので」

と私が言うと「何もない」という返事。

それ以来旦那の携帯に電話がかかってくることもなく、何事もなく宗教から解放されたようです。

ただ、「神様に1000円支払わないと神様との縁が切れてしまうので大変なことになる」と言われていたようです。

ばかばかしい。1000円で救うことを辞める神様だったらさっさと大変なこと起こせるもんなら起こしてみろ!と、私はまた大怒り。

本人も「おかしいよね~」と言って、神様とのご縁が切れてこれでもう5年。

新興宗教なんて所詮そんなもんですね。

 

その宗教のことを心から信じて救われている人がいることも私は理解はしています。

そういう人はすがれば良いんだと思います。

でも、旦那の場合は、うつ病を治したくて新興宗教も試したというだけだからこれで良かったと思っています。

 

家を購入してから我が家には神棚を購入し、お祀りしています。

この方がよっぽど日本人としてあるべき姿。

神棚のことは全て男がするものなので旦那の仕事です。

毎日欠かさずお祈りして、その姿を子供たちが真似して。

それを見てきっと旦那の心は落ち着くんだと思います。

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