血糖値コントロールがうまくいかない
入院は午後からでした。
初日からインスリンを打つのかな?と思っていたけれど、違いました。
まずは、食事制限。
妊娠糖尿病の場合、普通の糖尿病より血糖値コントロールが厳しいです。
空腹時血糖値 100mg/dl以下
食後2時間血糖値 120mg/dl以下 です。
病院での生活は、血糖値を管理しなくてはならないため、病院で出される食事以外に食べることは禁止。ただし、人工甘味料で作られているカロリー0の飲料は飲みたくなったら飲んでも良いと言われていました。私はその当時、ジュース類を買って飲む習慣は無かったので一切飲みませんでした。
しかし、病院でカロリー計算された食事をしていても全く血糖コントロールは上手くいきません。
なので、いよいよインスリンを開始することになりました。
これが妊娠中でも使用可能なインスリンです。
まずは上の緑色のレベミルというものを使いました。
これを一日一回、朝起きたらお腹に打ちます。
いよいよインスリンを打つのだから血糖コントロールは上手くいくのかと思いましたが全くそうなりません。
最初は3単位だったと思います。全くダメで翌日は5単位。それでも、血糖値はほぼ変わらず。
次は10単位、その次は20単位、30単位と増えていき、最後には60単位まで増えました。
もう一種類のオレンジ色の方は毎食前に打つタイプのインスリンです。これは単位数まで記録にないのでどれだけ打っていたのかはわかりませんが、入院中に打ち始めたと思います。
入院は約1週間でした。が、入院中血糖コントロールは全くできず、病院の階段を一生懸命上り下りしたりして動いていましたが、食後血糖値は悪いときは228で平均しても170位でした。